百万文字の怪文書

いろいろな作品や日々の生活に関する感想など

私がスポーツをやらなかった理由

 はねバドなどスポーツ青春漫画を読んで思うのは、スポーツってめちゃくちゃ面白いじゃんってことだ。
 単に運動神経が良いほうが勝つとかじゃなくて、上手さも技術だけじゃなくて、頭を使って相手の行動を読んだり、駆け引き(ゲーム)の上手さも求められる。
 なんでこんな面白いことやらなかったんだろうと思ってしまった。

 その答えは明白で、私は運動がめちゃくちゃ苦手だ。それに運動神経がないことは客観的なデータでも証明済で、体力テストでは私は学年最下位を何度か叩き出したことがある。
 勿論、よくよく考えれば私に運動神経がないことと身体を動かすことをしないことはなんの関係も無い。

 無いけど実際、学校の授業とかでは走るコツにしても1から教えてくれないので、もともと運動神経が良い人が運動会でも体育の授業でもクラスマッチでも活躍して自尊心を満たし、運動神経が無い人はその引き立て役になるという構図だった。
 また、学校では運動ができない人間は何かとぞんざいに扱われがちで、スポーツ(身体を動かすこと)に対する苦手意識がついていった。
 それに、昔の私は今以上に人間とは言い難い生き物であったので、学校の部活社会では絶対にやっていけなかったであろう。
(青春スポーツ漫画ではそこらへんは捨象されているか、美化されているが)

 でも、これを機に身体を動かしてみるのはいいと思ったし、スポーツ観戦も新しい趣味として考えてみようかなと思った。

 例えば無料のWEB小説(刊行されているものも含む)を読んでる時とかは、
「いやこれ私のほうが良いの書けるんだけど!」「ここはこうした方が良いんじゃないの?」
と変に競争心が出てきたりして、作品に集中できないこともあるが、
スポーツだったら、(私が能力がなさすぎて)それはあり得ないので良いかもしれない。コロナウイルスが収束したあとの楽しみとして心に留めて置こう。